2017年12月27日(一部ネット書店では12月23日)に双葉社から発売された『まゆゆきりん「往復書簡」~一文字、一文字に想いを込めて~』。
この本では、まゆゆきりんが、2人が出会うよりも前、AKB48に入る前からまゆゆの卒業直前までのエピソードを往復書簡という形式で、互いに語りかけるように綴っています。
まゆゆの卒業まで残りわずかの時期に、こうしてまゆゆきりんの共著が発売されたのは、まゆゆきりんのファンとしてとても嬉しかったです。
目次
1通目 夢への扉
2通目 運命の一日
3通目 夢の舞台
4通目 チームB
5通目 選抜入り
6通目 総選挙
7通目 分岐点
8通目 泣・喜・怒・哀
9通目 卒業コンサート
10通目 新しい道標
11通目 それぞれの道
12通目 10年後の……
関係年表
印象に残ったエピソード
まゆゆきりんが大好きな私は、2人がお互いのことをどれだけ好きで、想い合っているのかが伝わるエピソードにキュンとせずにはいられませんでした。
例えば、「分岐点」には2012年8月24日の東京ドームコンサートで発表された組閣で2人が初めて別のチームになったことについて書いてあるのですが、まゆゆの手紙から引用します。
もちろん、わたしも、ゆきりんと同じ気持ちです。
頭の中を、心の中を、ぱかっとふたつに開いて、見せられるものなら見せてあげたいほど、ゆきりんのことを想っているし、ゆきりんのことが大好き!
ゆきりんあっての、わたしです。
それまでは、視界のどこかに必ず、ゆきりんがいて。
後ろにいても、気配を感じていて。
それで、なんとなく、安心できていたのに、それがない。
あの心細さを、どんなふうに表現すればいいのか……。
いるはずのないゆきりんを探したことも……何度かありました。
まゆゆきりん「往復書簡」~一文字、一文字に想いを込めて~
そして、同じく「分岐点」のまゆゆの手紙より。
他の人が聞いたら、どうってことない話ばかりしていて。
この2人、バカじゃないのって、頭の中身を疑われるような、くだらない話ばかりしてるけど、でも、そんな話ができるのは、ゆきりんだけ。
わたしにとっては、大事な、大事な存在です。
なんで、ゆきりんのことが、こんなに好きなのか!?
言葉にするのはちょっと難しいんだけど、わたしがわたしであるために必要な一点と、ゆきりんがゆきりんでいるために欠けちゃいけない一点が、ずーっと奥の方でつながっている———そんな感じです。
卒業したら、ゆきりんと一緒にいる時間は、いまより、ずーっと、少なくなっちゃうけど……。
でも、でも、でも。
ゆきりんを想う気持ちは、これからも変わらないよ。
ゆきりんも、そうだよね?
まゆゆきりん「往復書簡」~一文字、一文字に想いを込めて~
まゆゆがゆきりんのことを大好きなのはわかっていましたが、ゆきりんへの想いが溢れ出ちゃってます。
さらに「卒業コンサート」のまゆゆの手紙には、ゆきりん不在の昨年の選抜総選挙について、次のように書いてあります。
でも…………わかっていても、やっぱり、寂しかった……。
総選挙のときも。
MVの撮影のときも。
いつもとなりにいるゆきりんが、そこにいないのは、ひとりぼっちで、放り出されたみたいな感じで。
いままで、そんなことがなかったから……。
心に風が吹いて、ふわふわと飛んでいたシャボン玉が、いきなり破裂して、宙に溶けてしまったような……。
これからは、“もっと強くならなきゃ”と、反省です。
まゆゆきりん「往復書簡」~一文字、一文字に想いを込めて~
ゆきりんにとってのまゆゆもそうですが、まゆゆにとってゆきりんがどれだけ大切で大きな存在なのかがわかるエピソードだと思います。
一方、ゆきりんの手紙からは、「泣・喜・怒・哀」でまゆゆのいいところを挙げている箇所を。
まゆのいいところ?
それなら、いくらでも挙げられます。ありすぎて困っちゃうくらい、いっぱい、あるから。
まず———かわいいところでしょう。
子どもみたいに、すぐ、ムキになるまゆも好きです。
UFOキャッチャーに何千円も使って。それでも、取れなくて。最後のほうは、もう、口をへの字に曲げたまま、何も見ないで、ボタンだけ押している。
そんな、まゆが、大好きです。
まだ、まだ、あります。
カラオケで歌っているまゆも好きだし、焼肉屋さんに行って、ものすごくいっぱい頼むくせに、すぐにお腹が痛くなって、トイレに駆け込むまゆを見ていると思わず笑みがこぼれます。
可哀想だけど、でも、すごく、かわいくて。
大・大・大・好きです。
まゆゆきりん「往復書簡」~一文字、一文字に想いを込めて~
2017年12月13日にまゆゆ、ゆきりん、さっしーの3人で出演した『AKB48のオールナイトニッポン』でもまゆゆのかわいいところについて、「お弁当をゆっくり食べるところ」、「朝、絶対何かしらの菓子パンがバッグに入ってる」、「寒がり」、「ピース、ピースって急にやるところ」、「2人でいると意外と喋らない時があるところ」と話していたまゆゆ博士(ゆきりん)。
結構マニアックですよね(笑)
ちなみに「2人でいると意外と喋らない時があるところ」をかわいいと思うのは、心を許してくれているのが嬉しいからというなかなか深い理由でした。
インタビュー記事など
モデルプレス、日刊スポーツのツイッターより。
渡辺麻友&柏木由紀の11年「私にはまゆしかいなかった」出会い・辛かったとき・本気で怒ったこと…赤裸々に振り返る #AKB48 #渡辺麻友 #柏木由紀 #まゆゆきりん @karaage_mayu @Yukiriiiin__K https://t.co/0xrIjUB5rW
— モデルプレス (@modelpress) 2017年12月23日
渡辺麻友「読んだら安心する」後輩にも“往復書簡” https://t.co/mdKwIguDzQ #AKB #渡辺麻友 #柏木由紀 #まゆゆ #ゆきりん
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2017年12月25日
「まゆゆきりん『往復書簡』~一文字、一文字に想いを込めて~」の情報を、今朝の日刊スポーツに掲載しております!
ぜひチェックしてください!!渡辺麻友「読んだら安心する」後輩にも“往復書簡” https://t.co/a6t6VLNC4T #まゆゆきりん #柏木由紀 #渡辺麻友 pic.twitter.com/UXrbUamF1H
— 日刊スポーツ 大友陽平 (@nikkan_ohtomo) 2017年12月26日
日刊スポーツ大友さんのツイッターのまゆゆきりんの写真好きです(*´ω`*)
最初で最後の共著
『まゆゆきりん「往復書簡」~一文字、一文字に想いを込めて~』の巻頭にはカラー写真が掲載されています。
往復書簡という設定だからなのか、それとも2人のスケジュールが合わなかったのかはわかりませんが、まゆゆきりんが一緒に写っている写真はありません(´・ω・`)

まゆゆきりん「往復書簡」~一文字、一文字に想いを込めて~
唯一2人が一緒に写ってる風の写真。
本の帯(裏面)に「最初で最後の共著」とあるのですが、出来ればまたまゆゆきりんで何か出版して欲しいです。共著は最後だとしても、2人の写真がいっぱい載ってるフォトブックとか。
2人は所属事務所が違いますし、まゆゆが卒業した今となっては、卒業前よりもさらに難しいとわかってはいるのですが…。
でも、卒業前に『まゆゆきりん「往復書簡」~一文字、一文字に想いを込めて~』を出してもらえて本当によかったです。