2018年4月26日に宝島社より発売された『柏木由紀 360°VR LIVE BOOK』。
ムック本ということで、一応書籍扱いですが、メインはVR用PINコードとオリジナルVRビューアー。
特別版と通常版の2タイプで発売されました。
パッケージ写真はイメージで、収録されているVRライブ映像は2017年8月23日に小倉あるあるCityで開催された「柏木由紀×あるあるCity Vol.2(スペシャルライブ)」のもの。
特別版
柏木由紀 360°VR LIVE BOOK 特別版
ダウンロード保存可能楽曲
- 大声ダイヤモンド(AKB48)
- miss you(ソロ)
- 真夏のSounds good ! (AKB48)
- ジェラシーパンチ(ソロ)
- 言い訳Maybe(AKB48)
- あなたと私(ソロ)
(AKB48)とあるのは、AKB48の楽曲という意味で、歌っているのはもちろんゆきりんです。
オリジナル4点セット
- 2眼レンズ付き柏木由紀オリジナルVRビューアー
- ミニクリアファイル
- B6サイズ 光沢PHOTOステッカー
- ミニPHOTO BOOK
紙製BOXにセット内容とVR用PINコードが入っているのですが、ミニPHOTO BOOKの紙が薄くてペラペラなこともあって、BOXの中で曲がってしまっていました。ただ、他にもそういう報告を見かけたので、どうやら私だけではないみたいです(´・ω・`)
通常版
柏木由紀 360°VR LIVE BOOK 通常版
ダウンロード保存可能楽曲
- LOVE TRIP(AKB48)
- 沈黙(ソロ)
- フライングゲット(AKB48)
- 遠距離ポスター(AKB48)
オリジナル3点セット
- 2眼レンズ付き柏木由紀オリジナルVRビューアー
- B6サイズ 光沢PHOTOステッカー (3種類の中から1枚をランダム封入)
- ミニPHOTO BOOK
通常版のミニPHOTO BOOKも紙質は特別版のと同じなのですが、こちらは曲がっていなかったので、もしかしたら収納方法の問題なのかも。
楽曲のダウンロード
オリジナルVRビューアーと一緒に「VR用PINコード」が記載された用紙が入っています。
スマプラムービーを初めて利用する場合は、スマプラムービーIDの登録(無料)が必要です。また、視聴にはVR専用プレイヤーアプリ「スマプラVR」(無料)のインストールも必要となります。
楽曲をダウンロードする前に、あらかじめID登録とアプリのインストールをして、スマプラムービーWEBサイトの対象コンテンツ(特別版または通常版)を選択したら、それぞれのVR用PINコードを入力。あとはコンテンツ一覧から楽曲を1曲ずつダウンロードします。
各楽曲とも【標準】か【低画】を選択出来ます。
私は特別版と通常版の全楽曲を【標準】でダウンロードしたのですが、スマプラVRのMY CONTENTSに5.52GBと表示されましたので、【標準】で特別版の6曲と通常版の4曲をダウンロードするには、スマホに少なくとも5.52GBの容量が必要だと思います。
オリジナルVRビューアー
2眼レンズ付き柏木由紀オリジナルVRビューアー
ミニPHOTO BOOKに記載されているVRビューアー取扱説明書の組み立て方法を見て組み立てると、こんな感じになります。
5月1日のLINE LIVE『柏木由紀のバーチャルルームへようこそ!』で、ゆきりんが『柏木由紀 360°VR LIVE BOOK』についての話もしてくれました。

ゆきりんだるまのイラストは、ゆきりんが今回のために描き下ろしたもの。
スマホをセットしたら、こちら側からVRライブ映像を観ます。
ゆきりんがLINE LIVEで説明してくれましたが、こんな感じでVRビューアーを持って観ることになります。
こんな…と言ったら失礼ですが、紙製のVRビューアーで本当にVR映像を観ることが出来るのか半信半疑でしたが、ちゃんと観ることが出来ました。
VRビューアーで下を向くと「MENU」の文字が見えるので、そこにしばらく視点を合わせてから正面を向くとメニュー画面が表示されます。そこで楽曲の選択、再生、一時停止、音量調整、視点方向の再設定などが出来ます。メニュー画面を消したい時は「CLOSE」を選択します。
VRライブ映像はどんな風に見えるのかと言うと、客席のセンター最前列からステージのゆきりんを観るという感じです。
残念ながらズームは出来ないので、例えばゆきりんの表情をアップで観ることは出来ませんが、上を向いたら上、下を向いたら下、左右を向いたら左右を見ることが出来ます。
自分の前後左右ぐるっと360°観ることが出来るので、ステージ上のゆきりんだけでなく、演奏しているバンドの皆さん、ライブを観ているファンの皆さんまで見えちゃいます。ちなみにファンの皆さんにはモザイクがかかっています(笑)

いきなり隣からステージに向かって伸びるファンの方の手が見えて、思わずビクッとすることも(笑)
あるあるCityのライブを観てみたいと思っていたので、こうして映像化されて嬉しいですし、VRという新たな形でゆきりんのライブを観るのもなんだか新鮮で楽しい♪
ゆきりんのソロライブですから、もちろん生歌、生演奏。「遠距離ポスター」や「フライングゲット」など盛り上がる楽曲はもちろん、「沈黙」などのバラードをじっくり聴けるのも嬉しい。
ただ、VRビューアーをずっと手で持っていないといけませんし、これは私が不器用でVRビューアーの組み立て方が下手だからなのかもしれませんが、どうしても隙間ができてしまって、そこから部屋の照明などの明かりが入ってくるせいか映像がはっきりと見えないような気がしました。
Canbor VR ゴーグル
付属のオリジナルVRビューアーでも十分楽しめるのですが、せっかくのゆきりんのVRライブ映像ですから、もっと綺麗に、もっと快適に楽しみたいと思い、VRゴーグルを買いました。
購入したのは、Canbor VR ゴーグル。
たくさんのVRゴーグルがあって、優柔不断な私はどれにしたら良いか悩んでしまいそうだったので、AmazonのVRゴーグル売れ筋ランキングの上位から選ぶことにして、売れ筋ランキング3位(購入時)で、ブルーライトカットレンズ採用、ヘッドホン一体型のこのゴーグルにしました。
ゴーグル上部に瞳孔間距離調整ダイヤルとカバーボタン。左右にあるダイヤルは視界距離調整回転ノブ。これで焦点距離を合わせます。
OPENと書いてあるカバーボタンを押すと前面カバーが開くので、スマホをセットします。
そして、イヤホンジャックにプラグを挿します。
説明書には取り付け可能スマートフォンの画面サイズは「4.7〜6.2インチ」、「最大 165×83mm」とあります。説明書にスマホの厚さについての記載がなかったのですが、Amazonの商品説明には、「厚さ:10mmまで」とあります。
スマホ固定用の留め具は幅の調整が可能で、結構きっちりと固定させることが出来ます。また、スマホが当たる部分は柔らかい素材やゴムを使用しています。
顔との接触面にはソフト革を使用。ベルトで頭に固定します。
ヘッドホンは前後調整可能。
ゴーグルの下にOKボタンと音量調整ボタン。
電話がかかってきた時に音量ボタンの真ん中を押すと応答することが出来ます。試しに電話をしてもらってみたら、確かに出来ました。ただ、向こうの声はヘッドホンを通してよく聞こえるのですが、こちらの声はこもってよく聞こえないみたいでした。
付属のBluetoothコントローラー。
コントローラーの説明書に「アップルIOSはbluetoothリモートコントローラーが機能しないケースがあります」と記載されています。
私のスマホはアンドロイドなのですが、リモコンでは音量の調整しか出来ませんでした。もしかしたら別の機会で使えるかもしれませんが、今回に限ってはリモコンは別に無くてもいいかなと思いました。ちなみにリモコンには単4電池が2個必要です。
『柏木由紀 360°VR LIVE』を何度も観るのなら、VRゴーグルを買った方が良いかもしれないと思ったので買いましたが、ずっと手で持っていなくてもいいし、付属のVRビューアーよりも綺麗に観えて、より臨場感を感じることが出来るので、VRゴーグルを買って良かったです。